そばつゆ一気飲みブログ

ほとんど何も知らないです。

1円もアフィリエイトで儲けていないが、アフィリエイトで10億儲ける方法を考えてみた

  私は狂っているので、何も成功していないがあらゆる分野における成功の法則をいくらでも書くことができる。以下にアフィリエイトで10億稼ぐための方法を捏造したので、これを読んで君も是非アフィリエイトで10億稼いでほしい。

 

 

目次

・嘘をつけ

・「極力嘘をつく」とかのレベルを超えて100%嘘をつけ

・誠実さを捨てろ

・読者との距離を近づけろ

・丁寧に引用するくらいならパクれ

・具体的な数字があるなら具体的な数字を書くな

・「最低限守るべきルール」や「成功の法則」は完全に無視しろ

ブルーオーシャンを探すな

先行者利益を狙うな

・1人の賢者より99人のバカを相手にしろ

・人は情報を買わない、感情を買う

・おわりにーー霞を食っているのは仙人よりむしろ俗人

 

 

・嘘をつけ

 

 成功しているアフィリエイトブログの最大の特徴は「嘘をついている」ことだ。

 

 社会的スキルというのはとどのつまり「どれだけ自信満々にハッタリをかませるか」に集約される。君は何か有益な情報を読者と共有しようと思ってはいけない。「りんごを食べれば幸せになれる」と信じているなら「りんごを食べていると幸せになれない」と書かなければならない。

 

 ここで気をつけたいのは、「りんごを食べなければ幸せになれる」という書き方をしてはならないということだ。人間の感情で最も強いのは恐怖だ。それも、「他の人に置いていかれるかもしれない」という疎外感からくる恐怖は、人間の遺伝子に刷り込まれた誤魔化しきれない感情だ。君はそこを刺激してやるだけでいい。あとは中身なんてどうでもいい。「本を読むな」でも「モンゴル人力士を応援するな」でも「深海に想いを馳せるな」でも構わない。

 

・「極力嘘をつく」とかのレベルを超えて100%嘘をつけ

 

 とはいえ、嘘のつき方にもそれなりの作法が存在する。それは「ホラを吹くなら貫き通せ」ということだ。

 現代人は未完成なもの、瑕疵があるものを異様に嫌う傾向にある。目だけは肥えた衆愚たちは、減点法で作品や人間を採点する。

 しかし彼らは脳みその容量が5ccしかないシーモンキーなので、長所も歴史的背景も裏事情も全く察知しない。だから完成されてさえいれば、パッケージ化にこぎつければ中身は素数を羅列しただけでも構わない。

 

 なにせ、今は学者が50年かけた研究の結晶より、月1で発売されるエセ学者の日本ヤバイ/スゴイ本の方が売れる時代なのだ。ああいう本を買い漁る読者たちは、皆自分はフェルマーダヴィンチのような独学者だと信じ切っているが、普通に芯も基礎教養もないので「本として完成されているか」しか物差しがない。

 

 

・誠実さを捨てろ

 

 しかしながらそこまで大掛かりな虚構の城を築きあげることは、大抵の人間にとっては至難の技である。多くの場合「良心の呵責」というやつが邪魔をする

 

 一度しか言わないからよく聞きなさい。 そんなモラルは無視しなさい。それは進化した猿程度の存在の手に負える観念ではない。

 

 それでも根っからの優しさや共感性が邪魔をする場合、「人格を変えてしまう」という手段がある。

 

 嘘の城を本当の城だと本気で信じる。自分の信念や中身から、その嘘を信じきるのだ。やがてその虚は実となるだろう。

 

 「読んでいない本について堂々と語る方法」という本がある。著者はベルギーの哲学者ピエールバイヤールで、タイトルの通り読んでいない本について堂々と語る方法を15のステップに分けて記述している。読んでみると良いだろう。

 

 

・読者との距離を近づけろ

 

 ここからは具体的な虚偽の城の建設方法に移っていこう。

 

 まず重要なのは記事のタイトルだ。メッセージは読者の本能に訴えかけるようなものが好ましい。

「ニキビを治す最高の方法は病院に行くことです」というのは少し不十分だ。「ニキビが嫌で外に出れない?じゃあ病院行こうぜ!」こちらの方が好ましい。

 

 本文についてもただ事実を述べるのではなく、語りかけるような文体にすべきだ。人間の脳は想像以上にアホなので、勝手に「この人は自分の問題に親身になってくれている」という錯覚に陥る。

 

 自分の体験談を語ることも親近感を誘うための重要なファクターだ。どうせ本当かどうかを確かめる手段はないので、いくらでも捏造すればいい。

 

 

・丁寧に引用するくらいならパクれ

 

 引用は論文や「ちゃんとした本」を書く際には絶対に必要だが、ブログや「騙すための本」を書く際には逆にマイナスになる。「この人は引用ばかりして、自分の主張に自信がないんじゃないか」という印象を相手に与えてしまうからだ。

 

 勿論「こんな科学的根拠がある!」「あの偉人もこう言っている」と虎の威を狩ることも重要だが、あくまで「自分の持論」という幻想を軸にストーリーを展開すべきだ。

 

 なので、自分がその記事で一番伝えたい論旨はパクリでもいいから「これが俺の考えだ」と宣言し、そこからその主張を支持する事実を列挙するのが望ましい。

 

 

・具体的な数字があるなら具体的な数字を書くな

 

「三つの法則で人生が変わる」

胃もたれが酷くて、居酒屋で唐揚げも食べられない……そんな時にはこの薬」

 このように、コピーライティングには具体的な数字や状況をつけることが鉄則だ。

 

 しかし具体的な数字を書くべきではない場面もある。それは具体的な数字が存在するものについて記述する時だ。なぜならば、その数字が間違っていた場合はデータオタク達によって重箱の隅をつつくような攻撃を受けることになるからだ。

「国民の10000人に1人が、自殺しているという事実」→「実際には10万人あたり15人前後ですよ?1.5人と書くべきでは?」

 

 こういういちゃもんを防ぐためにも、具体的な記述は本当に確かなものか真偽の判断が困難なものに限るべきだ。

 

 

・「最低限守るべきルール」や「成功の法則」は完全に無視しろ

 

 アフィリエイトで一発儲けようとする愚かな連中に一番多い失敗が、「成功の法則」や「最低限守るべきルール」を全て満たせば成功できると勘違いしていることだ。

 

 ちょっと調べれば分かる程度の成功の法則なんてのは、ほぼ全ての「稼ぎたいブロガー」が実践している。結果似たような情報や見た目の記事が乱立し、収入は低空飛行のままだ。誰からも好かれようとして、結果誰にも興味を持たれない好例と言えるだろう。

 

 

 ・ブルーオーシャンを探すな

 

 凡庸は稚拙より遥かに嫌われる。だからといって「自分にしかない情報」や「自分だからこそできること」にフォーカスを当てようとするのも下策だ。

 

 これは経営戦略論で「ブルーオーシャン戦略」と呼ばれるものに当たる。競争の激しい市場「レッドオーシャン」ではなく、既存の概念に付加価値をつけたりすることで未開拓な「ブルーオーシャン」を切り開き、そこで1位を目指そうというものだ。

 

 だが実際には、誰も競争に参加しない市場=何の需要もない市場だ。人間は腐るほどたくさんいるから、需要さえあれば人はそこに群がる。競争が一番激しい分野が、一番パイの大きな分野だ。

 

 重要なのはブルーオーシャンを探したり作るのではなく、一番需要の高い市場で差別化を図り、その差別化を悟られないという技術だ。

 

 「正々堂々戦ってまっせ」と騙りながら邪道の戦略をとるのだ。天保山を真面目に登るのではなく、エベレストの山頂までヘリで行き、「エベレスト単独登頂しました!」と高らかに叫ぶのだ。

 

先行者利益を狙うな

 

ブルーオーシャン」と並んでプチ起業家量産ビジネスでまことしやかに語られるのが「先行者利益」だ。

 

 勿論他の競争者が誰も居ない時には甘い蜜を吸えるだろう。だが需要が増えていった頃には、成功の理由を分析した後発者たちがその増えたパイを掻っ攫っていってしまう。消費者からすれば「パイオニアかどうか」なんてどうでもいい話で、より便利で気持ちのいい方を選ぶ。

 

 先行者利益などという突発的幸運を狙うのは、宝くじを買うことと本質的には変わらない。それよりも確実な「研究と実践」の道を選ぶべきだ。

 

 

・1人の賢者より99人のバカを相手にしろ

 

 これはもう言うまでもない、単純な数字の比較だ。金持ちかどうかもわからない賢者1人をパトロンにつけるより、老若男女上流層下流層問わず存在する99人のバカを相手に商売すべきだ。「水素水ビジネス」と「パチンコ」は本質的に同じなのだ。

 

 君は「ウォール街のランダムウォーカー」という投資を始める人と辞める人両方に読まれている本をご存知だろうか。大半の職業投資家の判断能力はサルにボタンを押させるーーつまりランダムな判断とさして変わりがないレベルなのだ。だが掛け金が莫大なので大金持ちの「勝ち組」が存在する。ウォール街はでっかいパチンコ屋なのだ。

 

 

・人は情報を買わない、感情を買う

 

 現代人は服を着たり化粧したりパソコンを操ったりして必死に「文明人」を装っているが、生物学的にはチンパンジーとさして変わらない。彼らはゲーム理論のように論理的判断により動くわけではなく、感情によって動いている。

 

 彼らは「イノベーション」や「科学的根拠に基づいた◯◯」や「何パーセント削減」に金を払っているのではなく、「恐怖」や「損得」や「承認」や「みんなと一緒」や「貴方だけの」に金を払うのだ。数学的な収支がプラスかマイナスかなんて、彼らにとってはどうでもいいのだ。

 

 

・おわりにーー霞を食っているのは仙人よりむしろ俗人

 

 さて、アフィリエイトブログで10億円稼ぐ方法について様々な観点から論じてきた。私から君に伝えたい最後のアドバイスがある。それはこの記事を含め、ネットで書かれているような情報を鵜呑みにせず、しかし全否定はするなということだ。

 

 鵜呑みにした時点で、君はその著者の思う壺になる。しかし全否定してしまうと、君はそのテキストから何も得られないことになってしまう。 自分の理想や幻想を追い求め、「完璧であることを」を追求しすぎると、情報を選り好みして結局何も得られない人間になってしまう。

 

 「リテラシー」とは、テキストとコンテキストから文章の趣旨を理解するという能力だけではない。その文章を書いた人間の思考、歴史的文化的背景、場合によっては著者すら気づいていないことも読み取る技術だ。リテラシーを鍛えるためには良いもの、つまり古典や名文だけを摂取するのではなく、こういう駄文も読み、清濁併せ呑んで免疫をつけることも大事だろう。

 

 さて、君はこの嘘で塗り固められたハウツー記事から何を得られただろうか?